育休を活用する方法

男の育休の悪用(活用)方法を考えよう

男性の育休取得が推進されている。
政府が少子化対策のために様々な優遇策を出し推進している。
社会の認識も変わってきている。取るのが当たり前とまではいかないまでも、会社は従業員に取らせなくてはいけないと意識し始め、従業員も取るのがおかしなことだという認識は薄れてきている。
男性の育児参加とそのための育休は熱い話題だ。

しかしながら、育休は子を育てるだけのものだろうか。
育休は働き盛りの男が収入の保証をされながら1年間もの長い間休みを取れる機会である。
これを有効に使わない手はない。
批判を覚悟で言えば、育休を育児だけに使う奴は馬鹿者だ。
この長い休みを、自由時間を使って人生をより有意義にするべきだ。

スキルアップに使い妻と子により良い生活を提供しよう。
遊びや趣味に没頭して人生をより鮮やかで豊かなものにしよう。
忙しさや社会の激流に流されるままに溜まっていた人生の負債から解放されよう。

そんな男の育休を育児以外に使う、悪用方法を考えていく。

遊ぶ|長い休みを使い好きなことに没頭する

育休は最大で1年とれる。
その時間を自分の好きなことに使おう。
旅行、ゲーム、ドラマや映画のイッキ見、筋トレ、DIYなど。
長い自由時間を使って好きなことをやろう。

これには妻と子との関係をうまくやらなければならない。
一緒に楽しめるものならば巻き込めばいいし、そうでないならばコントロールしなければならない。

転職|自由時間を使って転職活動しよう

長い休みは絶好の転職のチャンスだ。
自分の人生を見直すこともできるし、面接も行き放題だ。
育休を取るまでの苦労があるならば思い出して欲しい。こんな会社もう嫌だと思わなかっただろうか。
より家族との時間を確保できたり、収入を上げる転職は妻と子のためになる。誰も反対しないだろう。

しかし会社に罪悪感はある。
育休を「くれた」会社へ背く行為ではないだろうか。
育休中に転職を決めたら育休はなくなるのか、何か罰を受けるのか
育休中の転職活動の進め方を考えていく。

副業|時間を使い別の収入を作ろう

ずっと副業をやりたいと考えていなかっただろうか。
収入が低い、会社だけに収入を依存しているのが不安だ、妻に家計を管理されていて自由に使えるお金が少ないなど理由は様々だろう。
それを解決する手段が副業だ。
とはいえ、時間がなくてできなかった人がほとんどだろう。
それを育休の時間を使ってやろう。

育休は休みである。そこで働くのがいいのか、悪いのか。
副業がバレたら育休を取り消されるのではないか。そもそも、副業で働けるならば育休を撮らずに本業やれと言われるのではないか。
育休中の副業を考えていく。

学習|資格取得、教養獲得

どうしても日々の学びの時間は取りにくい。
キャリアアップのための資格取得、ずっと勉強したかった英語、投資、不動産、プログラミングなど、学びたくても学ぶ時間がなかったことは誰でも一つくらいはあるだろう。
育休中こそできなかった学びをする機会だ。

岸田総理大臣が国会答弁で育休中にリスキリング(学び直し)するように支援すると発言し批判を受けたことがあった。
果たしてそれは批判をされるようなことなのだろうか。
育休も学びも人生をより良くするために必要なものである。
この批判にこそ自分の人生をどう生きていくかのヒントがあるのではないだろうか。

引っ越し|住宅選びという難題の最適解を探す

日本の住宅価格は過去最高になっている。
株価の上昇、長く続いている低金利政策、コロナによるリモートワークの普及、不安定な世界情勢より資源価格の上昇などにより理想の住まいを選ぶのは難しくなっている。
条件の良い賃貸物件は市場に出てすぐに借り手が決まる。売買の物件も良いものはあっという間に消えていく。
良い物件を手に入れるためにはフットワークの軽さが必要だ。

育休中ならばそれができる。
育休を取っているというだけで住宅選びには大きなプラスになる。

恋愛|真剣に妻との関係を考えれば離婚や不倫を考える

育休を取るには、パートナーができ、結婚し、夫婦生活があり、子供を授かる必要がある。
長い時間がかかり、ストレスがかかる。「こんなつもりじゃなかった」と結婚を後悔することもあるだろう。
そう思っても日々の生活の忙しさがあり、夫婦関係や自分の人生を考えることはできない。さらに倫理的、常識的に結婚後の異性との関係を考えるのはタブーであり向き合ってこなかったのではないか。

育休をとり、家庭に没頭すればその問題は大きくなる。
最悪なのは倫理や常識といった他人の考え方で自分を締め付け、苦しみ、疲弊し、最後に爆発しすべてが破綻することだ。
それならば、自分と向き合って自分の人生を生きよう。それが自分も家族も幸せになる方法だ。
育休で生活が変わり見えてくるものがある。良いことも悪いこともある。大事なのはそれをどうしていくかという自分の意志だ。
そんな問題に一緒に取り組もう。